黒服(ボーイ)はどんな服装がベスト?選び方や注意点を紹介

夜の世界の黒服といえば、スーツのイメージを持つ人が多いのではないでしょうか?
しかし「手持ちのスーツでいいのか」「どんな服装がふさわしいのだろうか」と、悩んでしまう人も少なくありません。
この記事では、黒服(ボーイ)の服装について、ご紹介します。
スーツやシャツの選び方をはじめとした身だしなみや、服装選びの注意点についても、解説しました。
黒服やボーイにチャレンジしたい人や、正しい服装のルールを知りたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
キャバクラとクラブの黒服では服装に違いはある?

結論からいうと、キャバクラとクラブの黒服に、明確な服装の違いはありません。
しかし、クラブでは一流のお客様をおもてなしするため、キャバクラよりも厳格な服装が求められます。
クラブの黒服は、フォーマルで洗練されたスタイルを求められることが多いです。
高級感を演出するために、シックな色合いのスーツを着用し、細部にも気を配ります。
一方キャバクラのボーイは、お店のコンセプトや雰囲気に合わせて、少しカジュアルな雰囲気を持つことが多いです。
どちらにせよ、キャストやお客様より目立たず、お客様を不快にさせない服装が求められているのは、言うまでもありません。
黒服(ボーイ)の服装【スーツ】

ここからは黒服の、スーツの選び方をご紹介します。
黒服の服装の中で、最も重要なアイテムのひとつが、代名詞にもなっているスーツ。
スーツは黒服の基本となるアイテムでもあるため、自分に合うものを選ぶのが大切です。
また、お店によってはスーツをはじめとした制服を、オーダーで用意してくれる場合もあります。
スーツの色味やデザインの良し悪しは、お店によっても違いがあるので、面接時にきちんと確認しておきましょう。
|種類
お店からとくに指定がない場合、シングルのツーピース(ジャケットとパンツ)であれば、問題ありません。
ベストが必要であれば、スリーピースを選びましょう。
もしベストのみ購入する場合は、黒を選んでおけば安心です。
なお、ベストがNGの店舗もあるため、事前に確認するのがおすすめです。
ダブルのジャケットなど、個性的なものではなく、シンプルかつ自分のからだに合ったスーツを選びましょう。
|色・デザイン
黒服のスーツは、黒色を選んでおけば、間違いありません。
お店によっては、黒に近いネイビーやグレーのスーツが認められている場合もあります。
しかし、変に悪目立ちしてしまう可能性もあるので、お店の雰囲気にも調和しやすい黒いスーツが無難です。
デザインは、無地のものを選ぶようにしましょう。
ストライプなど、柄が入ったものは避け、シンプルで上品なデザインを選ぶのがポイントです。
|相場
最初から、ブランドものの高級スーツを、身につける必要はありません。
とくに新人のうちは、接客のほかに配膳作業や清掃などで、スーツが汚れやすいからです。
そのため、ネットや量販店で購入できる5,000〜10,000円くらいのスーツを、用意しておきましょう。
汚れたり、汗をかいたときのことを考えて、2〜3着ほどあると安心です。
黒服(ボーイ)の服装【シャツ・ネクタイ・靴】

スーツと同様に、シャツやネクタイ、靴の選び方も、黒服にとって重要です。
スーツだけでなく、これらをきちんと選ぶことで、トータルコーディネートの完成度を高めてくれます。
ここからは、それぞれの選び方について、確認していきましょう。
|シャツ
シャツは基本的に、白の無地を選びます。
お店によっては、淡い色であれば許可されているところもありますが、柄物は基本的にNGです。
洗い替えに5着ほどあると、余裕を持って着まわせられるでしょう。
というのも白のシャツは、汗などの黄ばみをはじめ、汚れが目立ちます。
清潔感を維持するためにも、襟や袖の汚れには、十分注意しましょう。
また、シワのないシャツを着ることも、身だしなみのマナー。
きちんとアイロンをかけたり、クリーニングに出すなどして、常に清潔にしておく心がけが必要です。
間違っても、シワや汚れの目立つ、だらしない格好でお客様の前に立つことのないようにしましょう。
|ネクタイ
ネクタイもシャツと同様に、シンプルなものを選びましょう。
色はグレーやネイビー、エンジなどシックな色合いが、おすすめです。
黒服のネクタイでNGなのが、派手な柄や色、そして黒と白の無地のネクタイです。
とくに無地の黒ネクタイは、ジャケットの黒と合わせると、喪服を連想させてしまうため、避けるべきとされています。
白の無地も、お店から指定がない限りは、避けた方が無難です。
また中には、蝶ネクタイのお店もあり、お店側が用意してくれるケースもあります。
|靴
靴はスーツに合わせた、革靴を選びます。
黒やダークブラウンの靴は、どんなスーツにも合わせやすく、フォーマルな場にもふさわしいです。
黒服の靴選びで大切なのが、長時間履いても疲れにくい靴を選ぶこと。
ラバーソール(靴底がゴム製のもの)は、クッションが効いて歩きやすく、滑りにくいといった効果もあります。
また、靴は思った以上に、お客様から見られていることを、忘れてはいけません。
定期的に手入れをし、汚れや傷がないように、心がけましょう。
黒服(ボーイ)の服装や身だしなみで注意すること

ここからは、黒服の服装や身だしなみの注意点を、ご紹介します。
服装や身だしなみに気をつけることは、お客様にいい印象を与え、お店の品位を保つためにも重要です。
また、キャストや一緒に働く黒服、店長やママから信頼されるためにも、以下の注意点を確実に守りましょう。
|腕時計などの着用はお店に確認する
腕時計をはじめ、アクセサリーの着用については、お店の規則に従いましょう。
腕時計や結婚指輪などは、お店によって、許可されている場合とそうでない場合があります。
逆に腕時計が、必須のお店も珍しくないため、シンプルなものを用意しておくといいでしょう。
スマートウォッチよりかは、アナログタイプのものが好まれるため、こちらも確認しておくと安心です。
事前に確認し、許可されている場合でも、過度に派手なものは避けましょう。
|清潔感のある髪型を意識する
髪型は個性よりも、清潔感を重視しましょう。黒服でNGなのは、以下の髪型です。
- 長すぎる髪
- ボサボサの髪
- 派手すぎるヘアカラー
お店は、接客をメインにした飲食店であるため、不衛生な髪型は好まれません。
また髪色については、そもそもカラーが禁止されているお店もあります。
お店のルールを確認し、自然で清潔感のある髪型を、心がけましょう。
|ひげや爪の手入れも忘れずに
衛生面でいうと、ひげや爪の手入れも重要です。
ひげは毎日剃り、常に清潔な状態を保ちます。
ひげが許可されているお店もありますが、長すぎたり無精ひげはNGです。
爪は短く整え、清潔にしておきます。
長すぎても不衛生ですし、深爪でもあまりいい印象ではありません。
爪は靴と同様、意外と見られていますので、きれいに整えておくといいでしょう。
|だらしない着こなしはNG!
着こなしはトータルで見たときに、きちんとした印象を与えられるかがポイントです。
- ジャケットのボタンがすべて開いている
- シャツが汚れている、シワが多い
- ネクタイが緩んでいる
- パンツの丈が長すぎる/短すぎる
- 全体的にサイズが合っていない
これらがクリアになっているか、日々確認しておくのを習慣にしましょう。
だらしない着こなしは、清潔感が損なわれるだけでなく、お店の品格にも関わります。
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