黒服の仕事に潜むタブー7選!破った場合のペナルティも解説

一般社会と同様に、ナイトワークの世界にもルールがあります。
黒服として働く前に、犯してはいけないタブーを知っておいて、損はありません。
この記事では、黒服の仕事に潜むタブーをご紹介します。
さらに、もしタブーを破った場合のペナルティについても、詳しく解説しました。
自分が不利益を被ったり、お店やお客様に迷惑をかけないよう、最後まで確認してくださいね。
黒服の仕事に潜むタブー7選

ここからは、黒服の仕事に潜むタブーを、7つご紹介しましょう。
お店の運営を支える黒服の仕事には、守るべきルールが存在します。
タブーを破ってしまうと、大きな問題になることは必至です。
一般常識的なタブーはもちろん、黒服ならではのタブーもあるので、それぞれ確認していきましょう。
|①遅刻・無断欠勤をする
黒服として働くとき、時間厳守は基本中の基本です。
遅刻や無断欠勤は、他のスタッフやキャストに迷惑をかけるだけでなく、お店全体の信頼を失う原因になります。
とくに、無断欠勤を一度でも行うと、信頼を取り戻すのは非常に困難です。
時間管理を徹底し、責任感を持って行動することが、常に求められます。
|②キャスト交際(風紀)する
キャストと私的に交際することを、業界内では「風紀」と呼びます。
風紀は、黒服として働くうえで、絶対に避けるべき行為です。
キャストと親密な関係になると、公私の区別が曖昧になり、仕事に支障をきたす可能性があります。
また、ママや他の黒服、キャストからの信頼も失いかねません。
キャストと仲良くなることは、決して悪いことではありませんが、仕事とプライベートをきちんと分けることが重要です。
|③個人情報を流す
お店で働いていて知り得た、キャストやお客様の個人情報を、外部に漏らすことは許されません。
具体的には、以下のようなものが挙げられます。
- キャストの本名や住所
- どのお客様が、いつ来店していたか
- キャストやお客様との会話で知った情報
これらを第三者に流すと、個人のプライバシーが侵害されるだけでなく、お店自体の信用も、大きく失墜します。
個人情報の取り扱いには細心の注意を払い、不用意に人に話さないなど、対策を徹底することが重要です。
|④キャッチや客引きをする
キャッチや客引きは、法律および都の条例(*1)で、禁止されています。
もちろん銀座も例外ではなく、客引き行為は、重大なルール違反です。
キャッチや客引きを行うと、警察の取り締まり対象となり、お店にも大きなダメージを与えてしまいます。
また、多くの店舗が軒を連ねる銀座では、悪い評判があっという間に広まってしまう可能性も、否定できません。
正規の方法でお客様を迎え入れ、お店の評判を守ることが、強く求められます。
(*1)参考:客引きって何?迷惑行為条例違反?!内容と罰則について弁護士が解説/ヴィクトワール法律事務所
|⑤キャストを他店から引き抜く
引き抜きとは、他店で働くキャストに対して、自分の店に移籍するよう勧誘する行為を指します。
引き抜き行為は、業界の倫理に反する重大なタブーです。
引き抜き行為が知られると、自店の評判が悪化し、新規のキャストやお客様が敬遠する原因となります。
また、引き抜かれたキャストが、新しい環境に適応できないリスクもあります。
信頼を築くには、長い時間がかかりますが、失うのは一瞬です。
お店だけでなく、周りの店舗からの信頼をも失う可能性があることを、認識しておきましょう。
|⑥突然お店を辞める(飛ぶ)
なんの連絡もなしに、突然お店を辞めることを、業界では「飛ぶ」といいます。
飛ぶ行為は、お店の運営に、大きな混乱をもたらす行為です。
とくに繁忙期やイベントであれば、他の黒服にかかる負担は計り知れません。
「突然スタッフが飛ぶなんて、このお店大丈夫かな…」と、お客様にも余計な心配をかけてしまいます。
黒服を辞める際には、事前に十分な報告と引き継ぎを行い、お店に迷惑をかけないようにしましょう。
|⑦裏引きする
お店を通さず、お客様から直接お金を受け取る行為を「裏引き」と呼びます。
業界では、この裏引きも、重大なルール違反です。
裏引きは、お店のシステムを無視した行為であり、お店の利益に直結します。
それだけでなく、他のスタッフやキャストとの信頼関係にも、影響が出ることは必至です。
黒服のすべての業務は、業界そしてお店のルールに従い、公正に行いましょう。
黒服がタブーを破った場合に課せられるペナルティ

黒服がタブーを破ると、さまざまなペナルティが、課せられることがあります。
ここからは、黒服がタブーを破った場合、直面する可能性のあるペナルティを、3つご紹介します。
ルールを守る心構えはもちろん、タブーを犯したときのリスクも、あわせて確認しましょう。
|降格・異動になる
黒服がルールを破った場合、最も一般的なペナルティのひとつが、降格や異動です。
たとえば、遅刻や無断欠勤が続くと降格になることがあります。
さらに信頼を失うと、異動が命じられることも、少なくありません。
降格や移動は、一見軽いペナルティに思えるかもしれませんが、キャリアに大きな影響を与える可能性があります。
給料が大幅にダウンすることはもちろん、再び昇進するには膨大な時間と努力が必要です。
場合によっては、再度のキャリアアップが不可能なこともあります。
|罰金を求められる
ルール違反に対して、罰金が課せられることもあります。
お店が従業員に対して、ルールの重要性を再認識させ、再発防止を図るためです。
罰金の額は、違反の程度やお店によって異なりますが、場合によっては非常に高額になることもあります。
たとえば、遅刻や無断欠勤であれば、数千円から高くても1万円程度です。
しかし風紀ともなると、100万円を超える罰金が課せられることも、珍しくありません。
罰金を支払うことで、経済的な負担が増し、生活に影響を及ぼす恐れもあります。
|解雇になる
最も厳しいペナルティは、解雇です。
黒服が重大なルール違反を犯した場合、即時解雇されるケースがあります。
たとえば、
- キャストや他のスタッフに対する暴力行為
- 重大な情報漏洩
- 繰り返しの無断欠勤
- お店の信頼を大きく損なったり、評判を傷つける行為
などは、即時解雇の原因になり得ます。
解雇は、黒服にとって最大のペナルティです。
解雇された理由は、他の店舗および業界内に伝わることも多いため、他の店舗で働くことはかなり困難を極めます。
黒服として成功するなら店舗選びも大切!

黒服として働く上で、ルールを守ることは、基本中の基本です。
違反行為に対するペナルティは、厳しいものもあります。
しかし、ルールの重要性を理解し、誠意ある姿勢で仕事に臨めば心配はいりません。
黒服として成功するには、最初の店舗選びが大切です。
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